コンテンツへスキップ

秋刀魚の幽庵焼き

10月 27, 2006

061027.jpg
「幽庵地」という名称は恥ずかしながら初耳。 ちょこっと調べてみると、
“幽庵地とは江戸時代の近江の茶人で味覚が鋭いことで有名な 北村幽庵(堅田幽庵)の名に由来する。 幽庵好みの料理を「幽庵」と呼ぶようになったという”
・・・らしい。
「利休焼き」といい(→コチラ)自分好みの味に名前がついちゃうなんてうらやましい・・・ ちなみに幽庵さん好みの味とは「酒・みりん・濃口しょうゆを同割にし柚子汁を加えたもの」・・・
ってめちゃくちゃフツーやん・・・ まあいいけど・・・
これでもか~というくらい秋刀魚レシピが続くけど、秋の味覚は秋が一番おいしいからね~
■ポイント
魚グリルに水をはるのは、魚の油が落ちて火が燃え上がるのを防ぐため、らしい。 ある程度さんまに焼き色がついてきたら受け皿の水を捨て、さんまの表面に幽庵地を塗って焼く事を2-3回くり返すと皮がパリッとした焼き上がりになる。


★材料(4人分)★
さんま・・・4匹
柚子・・・1個
しめじ・・・1パック
<幽庵地>
酒・・・50cc
みりん・・・50cc
濃口しょうゆ・・・50cc
★作り方★
①さんまは頭と尾を落とし筒切りにして内蔵を取り出し、少量の塩をふって20分おく。
②柚子は皮を薄くむいて針切りにし、水でサッと洗って水気をよく切る。
③幽庵地の調味料を合わせ、②の柚子を絞り果肉もつぶして加える。
④①のさんまを水洗いし、よく水気をふき取って③の幽庵地に30分、ときどき返しながら漬け込む。
⑤魚焼きグリルは水を張ってよく熱し、④のさんまを並べて中火で焼く。
⑥しめじは石突きを切り、食べやすい大きさにほぐして、油小さじ1を熱したフライパンで手早く炒め、塩少々で味をつける。
⑦⑤のさんまに焼き上がりに近い焼き色がついたら、下の受け皿に張った水を捨て、④の幽庵地をさんまの表面にハケで塗って焼く事を、2-3回くり返す。
⑧器に⑦のさんま、⑥のしめじを盛り付け、②の柚子の針切りをその上に散らす。

From → 焼きもの

コメントする

コメントを残す